足の裏に釘が刺さった日
ビク(愛猫)のことやら、ショル(愛猫)のことやら、ショルの事やら、ショルのことやら、書く事はいっぱいたまる一方なのだが、なにかとサボリがちでごわす。が、今日は表題の通り俺に事件が起きた。その気を紛らすためにブログを書く。
今日は(昨日)は大変な目にあった。正確には、これからも大変な目にあう。
午前中に温泉に行き、雨もあがって陽気な気分でいた午後のこと。俺は身内の家屋解体準備で木材やらなんやらの片付けに行った。俺を含めて参加者は4人。
そこはかなり古い家屋で、昔の造りが、今やいい趣すら醸し出してる骨董品屋が泣いて喜ぶような家と家財道具があった。おまけに雨漏りまで。もちろん住人がいるわけでもなく、ただそこに佇んでいるだけの家と家。同じ土地に家が、えーーっと、1,2,3 合計4軒あった。そのうち1軒は数年前に取り壊し、残っておいたのは3軒と中庭、そしてドデカイ物置。もちろん全部が昔の造り。
で、本日のメインイベントは廃棄する為の木材(これがまたウソみたいに大量にある。)をロープで縛ること、いるもの捨てるものの仕分けをし、まとめることだった。そしてこの2点は、滞ることなく作業が済み、予定よりもはるかに早く片付いた。人数がいれば大変な作業もなんてことはないのである。
で、とりあえず片付いたんだけども、遠方から来た人もあって、かるーくこの後どうするー?的な空気が流れた。が、それも一瞬のことで、そのうちの一人が中庭に生い茂った草を抜き始めた。午前中に雨が降ったこともあって、草は比較的抜けやすいんじゃないかと踏んでのこと。そこにあったのは今が旬の紫陽花、とどくだみ草、よもぎ他。。。どくだみってめっちゃクサいんだな。知らんかったし。花はキレイに咲いてたけども。。。
一人が作業を始めたら、それは後に続かなければいけない。日本人の心理的なもんかね。だが、雑草たちは想像よりもはるかに力強かった。中島みゆきの曲つきで「家なき子」が脳裏をよぎるほど強かった。手で抜こうにも抜けないんだなこれが。そこで俺が取り出したのが、
ジャジャーン!
タカ枝切りバサミのハサミ部分だけバージョン!
つまりダタのハサミ!両手で持つやつね。 これで雑草ジョッキジョッキしてやった!雑草が生い茂って手を伸ばさないと届かないところも片足でバランスとって思いっきり腕を伸ばして切ってやったぜ。どうだ、ワイルドだろぉ?
そんなこんなで切れ味が抜群のハサミに好感触を得ながら気分良くハサミをいれていった俺。残りの人たちは俺が切った雑草をまとめたり、ゴミ袋に入れたりしてた。作業を続けること数十分、なにやら靴の中に違和感が。ちっ、石ころが中に入りやがったぜ、とめんどくさいを理由にそのままカット作業を続けた。が、いつまでも靴の中に陣取る石ころらしきものが邪魔になってきて、俺は仕方なく靴を脱いで逆さに振ってみた。 なにも出てこなかった。?。小さな疑問が浮かびつつ、ふと靴の裏を見ると、何十年もかかってついたこびりついたとみられるサビたっぷりのそれはそれは大きく立派な釘が刺さっていた。
「オーマイガッ!!」
そんな雄叫びはあげなかったが、意外な展開にちょっと驚き。そして足の裏をみた。(裸足だった。) めっちゃ血だらけ結構毛だらけネコ灰だらけお尻の周りはクソだらけだしっ!ってか穴あいてるし!!穴でかいし!!痛い気がしてきたし!!
ここで俺のダメポイント。靴から釘を抜いて、隅っこにそれを投げ捨て、再び靴をはいて作業を続けた。ちょっと釘がささったぐらいでは、好感触な切れ味の雑草ぶった斬り作業は止められない。ひとり楽しくなってきてたし。誰よりも汗かいたけど・・・。ただ、このときに速やかにちょっと足を洗っていたならば、その後起こった俺の悲劇は無かったのかも知れない。
続く・・・・。
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