スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

それでも生きていく

それでも生きていく~地下鉄サリン事件被害者手記集
を読みました。

この本はあの凄惨な地下鉄サリン事件の被害者、もしくは遺族の方が書かれた本です。事件後3年たってから出されました。事件が起こったのは1995年3月20日ですから、現在はあの日から約11年経っていることになります。
 手記集なので、被害者、遺族の方それぞれがひとり大体2~3ページずつ、当時の事や事件後の後遺症、国の対応の悪さについて述べています。
 
ぼくは全てを読み終えて、ここでもいろいろ考えさせられることがありました。先に記したように、この本が出版されたのは事件から3年後。そしてそこに多くかかれていたのが事件後の後遺症の辛さです。それも事件後1年経っても治らないとか、一年経ってからさらに病状が悪くなったとか、現在も入院してる方が数名いる等です。
 また、読んで初めて知ったのが、当時から3年経ったその日まで以前として、国やオウム真理教からなんの補償もでていないということでした。(11年後の現在でも多分でてないでしょう。)仕事をしてらした方の医療費は労災としてだされたみたいですが、そうでない方もたくさんいます。事件に遭遇してしまった人の経済的負担はかなり大きいだろうことが考えられる。 僕は国からなんらかの補償がでていると(勝手に)思い込んでいました。サリン中毒という過去に症例のない病状で、この先どうなるかわからないという不安と金銭面での不安という将来が見えない事態と今も戦っているのかと思うと、とてもいたたまれない気持ちになる。

 ところで、なぜ今頃この本を読んだのか。その疑問は必要ない。
今だからこそ改めて読むべき本だからです。被害にあわれた方が事件を風化して欲しくないのは当たり前の事。どうも被害について周りに理解を得られていない方が多いようでした。次々と大きな事件が起こってる現在なら余計に風化のスピードは早まっているでしょう。実際、3月20日になって「ああ、今日は地下鉄サリン事件が起こった日だ」なんて思い出すのはなんらかの形で巻き込まれた方たちだけではないのか。
 
 たまたまですが、近々麻原の死刑が確定するみたいですね。被害者や遺族の方がそれを望んでいるかどうかは不明なところですが、僕としては、殺して楽にさせてやるのが本当に極刑にあたるのかどうか疑問に思います。

Comment

  • 2006/06/01 (Thu) 00:54
    rei #- - URL

     私がもし裁判官だったら、麻原被告を市中引き回しとか、そんなふうにアイツが苦しみながら意気絶える様を、遺族や世間に公開しながら死刑執行したいです。
     

  • 2006/06/03 (Sat) 09:23
    ウチムラ #- - URL

    まったくもって同意。

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。