オウムからの帰還

昨日は地下鉄サリン事件の被害者・遺族の思いを綴った手記の感想を書きました。で、今日はその逆の立場、つまるところオウム真理教信者だった人が書いた本を読みました。

高橋英利さんが書いた「オウムからの帰還」です。僕は知らなかったのですが、当時はオウム信者としてTVのインタビューを受けており、久米さんとも対談してたみたいです。
さて、オウム事件で何度も話題にのぼるのが、有名大学でのエリートがどうしてあんな宗教団体にはいったの?ということですよね。僕も何度か疑問に思ったことがあります。あの汚らしい教祖の姿、どうしてあんなやつについていこうと思ったのか、どうしてあんなやつの指示で殺人まで犯してしまったのか。答えはなかなか見つからないでいましたが、 この本を読んで少し解るような気がしました。 著者の高橋さんも当時は大学院生で、いわゆるエリート街道を進んでいたわけですが、賢者ゆえの悩みというのか、彼は自分の存在意義に疑問をもち、鬱状態になっていたそうです。そしてそのときに出会ったのがオウム真理教。それもなんら勧誘を受けたわけではなく、ちょっと話をしただけでひどく感銘を受けたというから驚きです。 読めばわかると思いますが、「あ~ここまで自分の心理を理解かつ明確な答えを出してくれる人がいるのか・・」なんて思ってしまえば多少なりとも信用するのは仕方がないのではないか。本人もかいてますが、彼は慎重な性格で、宗教そのものにどっぷりつかつタイプではないように思えます。 読み終えて思ったのですが、麻原の最終目的は何にしろ、最初は宗教としてほんとに真面目に人々の救済にとりくんでいたんではないだろうか。著者の文からはそういったものが感じられました。当時の出家信者は財産を全てなげうって、ただひたすらに修行の日々を送ってたみたいですね。それも、教団の出版する本やラジオ放送以外、目することも耳にすることも禁じられてたみたいで。著者も松本サリン事件や地下鉄サリン事件で世が大騒ぎになってたことを全く知らなかったとかいてます。ただ、ひとつ気になったことが・・・。逮捕された麻原や、村井等の主要幹部らの名前を“○○さん”とさんづけで書いている点が気になりました。あんな犯罪があったとはいえ、非常にお世話になったから、という気持ちからかも知れませんが、一般僕らが感じている嫌悪感みたいなものは読み取れませんでしたね。 お布施についても一つ1000万とかあったみたいで・・。それに財産を投じていた方たちは今、あの日々を振り返ってみてどう考えているのだろう。 話を聞いてみたいものです。 エボ・・・あんた変な宗教に流されそうだから心配だよ!!スーパーにマフィアこないよ!!!
Theme: - Genre: 本・雑誌

Comment

  • 2006/05/31 (Wed) 19:21
    えぼ #4ARdecsc - URL

    宗教なんてはいらんぶぁい

    スーパーにきたのマフィアじゃなくてギャングだし  アーメン

  • 2006/06/03 (Sat) 09:19
    ウチムラ #- - URL

    ギャングも来ないし・・・。
    ってか、ギャングの定義なに・・・。

    宗教といえば「最高ですかー!」って大声でさけんでるどっかの教祖がいたな。。。あれってどうなったんじゃろ。じゃろってなんじゃろ。

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