単独飛行

ハイ、昨日の続きです。あ、続編ってわけじゃないっぽいけど。自伝なので結局は続きですかね。二十歳からのことかいてるし。
何の話か? (人差し指を振りながら)チッチッチ、そんな質問ばかげてるさ。ダールの話に決まってるじゃないか。
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ということで、ロアルド・ダール著「単独飛行」を読みました。先に述べましたが、「少年」の続き、己の二十歳からのことをかいてます。
 まぁその人生の濃いこと!!シェルに入社してアフリカに灯油や重油、軽油を売り歩いたとか、第2次世界大戦でパイロットとして活躍したとか、とにかくまあ波乱万丈の人生!

彼の人生は映画のように波乱と幸福に満ち溢れている。
誰しもが一生に一度体験するかしないかのことを、彼はいろんな場面でいろんなことを何度も体験している。当時の背景がそれを可能にしたこともあるだろうが、彼の決断力と、育った環境のよさ、そして何よりも母との絆が彼に大きな影響を与えたことは間違いない。
 彼の趣味がカメラで写真を撮ることだったために当時の貴重な写真も愉しませてくれるし、当時の母へ送った手紙も大変面白い。戦争という狂乱した中で、彼は自分を自分のまま保った。それが彼をもっとよりよい道に導く結果となったのだろう。

驚くべきことに、「単独飛行」を読み終えたところには、訳者のあとがきではなくジブリの宮崎駿監督の解説が約6ページも書かれている。そのなかで、宮崎監督は、ダールのかいた「飛行士たちの話」という本を読んで、自作品の「紅の豚」について少しふれています。内容は書きませんが・・。
興味がわいた人は是非読んでくだされ。読みやすい上に面白いですよ。戦争中のことを書いてるとは思えないほどね。彼ほど前向きに人生を歩めたらどんなに素晴らしいことか・・。

飛べない豚はただの豚だ。

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