スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

うんち大全

ジャン・フェクサス著「うんち大全」を読みました。
うんち大全 うんち大全
ジャン フェクサス (1998/11)
作品社

この商品の詳細を見る

え?ちがいますよ?俺は変態じゃない。うんこなんて言葉を口にするのは少年のような心を持った誠実な大人さ!!
 うんち大全というタイトルだけれども、うんちをどうのこうの言っているわけではない。主な話題はそのうんこをいれる“おまる”についてだ。そしてそのときの時代背景と関連付けて話は展開されている。
 ちょっと興味を惹いたのは「おまるのフェティシズム」。かの有名なナポレオンが使ったおまるは1814年にエルベ島に流されたとき、腹心の一人が引き取って、ナポレオンを懐かしむ人々の間で、まさに崇拝の対象となった。帝政時代を回想する集いの折には、その貴重なる壺(おまる)に満たした酒をみんなで飲み干したとか。汚な!!
また、おまるが高級なものになってくると、「穴あき椅子」と呼ばれるものが使われるようになったとか。それがこれ↓
06-06-10_08-35.jpg

ちょっと見づらいけど。それぞれの椅子には穴があいていて、そこから下にある壺に排泄物をいれるらしいです。これが作られたのがなんと1895年ごろというから驚きです。もちろんこれは椅子ですから、人を招いた席でも普通にすわり、普通に用を足していたわけです。
 
さらに汚い話を続けて申し訳ないのですが(本が本だけ仕方ない)、尿は薬としても非常に重宝されたようで。17世紀のドイツの医師が万能薬として使用したものが「尿の精」と呼ばれるもの。レシピ(?)が書いてあったので一応載せておこう。
「尿の精」の作り方
あらかじめ葡萄酒を飲ませた12歳の少年の尿を、馬糞で包んだ容器に入れて、40日間放置する。腐敗をみたら、葡萄酒をデカンタするように雑成分を沈殿させ上澄みをとる。そして蒸留器で蒸留する。はい出来上がり。
もし誰かがこれを試したとしても、僕は責任とりませんからね。
 
もうひとつ驚きの記述を。18世紀、糞尿文学は多くの民衆から根強い支持を受けた。うん、みんな下品なことがお好きだったのですね。驚くことなかれ、もっとすごいことがある。うまく小用が足せない女がいるとジュネーブへ派遣する。ジュネーブには立派な学校があって、つれしょんや、野ぐその仕方を教える。恥ずかしがりやは大助かり、直腸を締め付ける恥ずかしさを捨てることが学べるというのである。学校って・・・。一度授業を受けてみたいものだ。

ついでにもうひとつ、面白い話を。世界中の誰もが知るかの有名な天才音楽家、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトが出した手紙には下品な言葉があれこれと綴られている。
「ぼくのうんこは君の顎まで流れてゆくよ・・・」
だって。モーツァルトに対する見方が変わるし。激変だよ。変態め。
unko.jpg

この本を読んで何度気持ちが悪くなったことか。いつ挫折してもおかしくなかった。それでも最後まで読み終えた自分には賞賛の拍手を送りたいところです。
 不快な思いをさせた方にはあつく謝罪の言葉を述べさせていただきたいともいます。
      申し訳ありませんでした。

Comment

  • 2006/06/11 (Sun) 11:13
    うる #- - URL
    衝撃!!

    こんな本があったんっすね~。
    いやぁ、ほんとに挫折せずに
    よくぞ読みきったものっす!
    すごいっす~~。

    いろいろ、うるもこの記事で
    勉強してしまったっす~。うんうん(におう?)

  • 2006/06/12 (Mon) 01:45
    ウチムラ #- - URL

    いやぁ、挫折しなかったのが不思議です。自分で自分をほめたいと思います。 うんうん。
    こんな記事にコメントありがとう・・

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。