リリィ

フランス映画の「リリィ」を観ました。
軽い気持ちで観始めたこの映画、すばらしかった!
リリィ リリィ
リュディヴィーヌ・サニエ (2004/11/26)
ハピネット・ピクチャーズ
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あらすじ・解説
原作はチェーホフ。監督は『なまいきシャルロット』のクロード・ミレール。主演は『8人の女たち』『スイミング・プール』のリュディヴィーヌ・サニエ。幼さと成熟、清純とアンニュイ…相反する魅力を併せ持つサニエは、独特のコケティッシュな表情でほろ苦い恋を見事に表現します。完璧な肢体を披露したラブシーンも美しい作品。脇を固めるジュリー・ドバルデュー(本作でセザール賞受賞)はジェラール・ドバルデューの実娘。

フランスの別荘地。少女リリィ(リュディヴィーヌ・サニエ)と映画監督を目指すジュリアン(ロバンソン・ステヴナン)は恋人同士。ある日ジュリアンは、リリィや母で女優のマド(ニコール・ガルシア)、母の恋人で人気映画監督のブリス(ベルナール・ジロドー)らを集め、作品の上映会を開く。上映会でマドに作品を侮辱され、家を飛び出すジュリアン。その子どもじみた行為に失望したリリィは、ブリスに惹かれていく。

監督:クロード・ミレール 製作:アニー・ミレール
原作:アントン・チェーホフ「かもめ」
脚本:クロード・ミレール、ジュリアン・ボイヴェント
撮影:ジェラール・ド・バティスタ
出演:リュディヴィーヌ・サニエ、ロバンソン・ステヴナン、ニコール・ガルシア、ベルナール・ジロドー、ジュリー・ドパルデュー 他
2003年 / フランス

あらすじを読むだけではなんのこっちゃわからないんだけど、実際に映画を観るとこれがなかなかのもの。まず背景がすばらしく美しい。舞台となるのがフランスのとある別荘地ということもあって豊かな自然あふれる開放感は見る者までもが心を和ませる。正直なところ、フランス映画はそれほど見たことはないが観てヨカッタ。
内容のほうはちょっと複雑ではありましたが、少女が大人の女性へと成長していく姿が“徐々に”ではなく、“瞬時に”見ることができます。他の作品紹介には官能映画のような紹介をされてましたが、官能的要素は全くありません。それでいてこの少女の成長が描かれているわけですから目を見張るものがあるわけです。
少女が大人の女へと成長するとき、一番顕著に現れるのが性に対する意識、体験ではないだろうか。この作品ではもちろんそういったことにも触れてはいるのだが、明確には描いていない。ましてや甘いロマンスなどないのだ。なんと表現すればいいのだろう。とにかくこの映画は単なる娯楽作品ではないということ・・かな。M:I:3のようなエンタティメント性は全くといっていいほどない。称するなら「リリィ」は高貴な芸術作品。それでいて観るものの心をとらえて飽きさせることのない話の展開。じっくり味わう映画であることには間違いない。
フランス映画、ええじゃないか。エッフェル塔
Theme: 映画感想 - Genre: 映画

Comment

  • 2006/08/06 (Sun) 22:29
    romy #- - URL
    TBありがとうございました

    なかなか魅力的な映画ですよね。
    TBさせていただきます。

  • 2006/08/07 (Mon) 21:32
    ウチムラ #- - URL

    どうもです。

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2006/08/06 (Sun) 22:27

2003・フランス監督:クロード・ミレール出演:リュデヴィーヌ・サニエ ロバソン・ステヴナン ジュリー・ドパリュデューチューホフの「かごめ」をクロード・ミレールが映画化。映画監督を目指すジュリアンの彼女”リリィ”が親類が集まる別荘にやってきたことで、なんとな

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