女学生の友

柳美里著の「女学生の友」という本を読んだ。
不満とヒマをもてあます退職した老人と、家族崩壊の危機にある女子高生が出会い、共謀して恐喝事件を巻き起こす・・・そん単純なストーリーだ。
女学生の友 女学生の友
柳 美里 (2002/09)
文藝春秋
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勢いで一日で読んでしまったが、つまらん。読み終わっても何も残らない。時間を無駄にした気さえする。巻末の解説で秋元康が筆をとっていることもまた腹が立つ。なんだこれは。
 やはり、「たまたま手にとった本を購入して勢いで読む」というのはよくない。第一、俺の求めてるものじゃない。何で俺がそんな気まぐれを起こしたのか、自分でもわからない。何かが違ったのだろう。

しかし、冷静に分析してみると、日本人作家の小説が好きな人は、この「女学生の友」を気に入るに違いない。そのとき(2002年)の時代を背景に展開するストーリーは、見事といえば見事。どうしたらこんな風に作品が書けるのかと関心はする。(好きじゃないけど。)
 10代の女子高生を描いた作者は一体何歳なのだろうと、好奇心を持ったので調べてみた。昭和43年神奈川県生まれ、高校中退ふむ・・若いっちゃー若いか。いや、どうなんだろう、よくわからん。かといって、退職した老人の描き方が疎かになっているわけではなかった。見事に平等だったともう。もちろん、女子高生のほうが生き生きとして、しゃべることは無駄に多いものだから、そこはそれなりだったけど。

実は、非常に面白いのかもしれない、この作品は。

「女学生の友」とは別に、もうひとつ短編小説が収録されていた。タイトルは「少年倶楽部」。これだけで、俺としては読む気が失せる理由に十分なほどなんだが・・。

が、前作と同じように大変面白い。思春期の少年たちが巧妙にかつ幼稚な角度で描かれている。ちょっとした裏表紙のあらすじには 衝撃の小学生集団レイプを描いた と書いてあったが、そんな重苦しいものではない。全然ちゃうし。誰もが考えるより軽いものであり、しょせんは子供の話といったところだろう。小学生の幼稚であさはかな考えの結露といったところだろう。

が、読んでいて飽きることはない。

僕は二度と読まないが、最初に書いたように日本人作家の小説が好きな人は、絶対に楽しめる作品だと思う。読んでみたほうがいい。僕の書評がよくわかるに違いない。

とにかくオススメの作品です。

Comment

  • 2007/07/26 (Thu) 22:44
    ぼっち #mQop/nM. - URL

    うっちのコメント見てどんな恐喝事件じゃろ興味もったけど
    おもしろくないのか

    てかなんで昨日突然いなくなったの!!

  • 2007/07/26 (Thu) 23:15
    内村 #- - URL
    失礼しました

    ハボ、落ちたんだし。そして何度ログインしても固まって何も出来なくなってたんだし。。。。
    俺も意味わからんかった。すまん。

  • 2007/07/27 (Fri) 01:29
    ぼっち #mQop/nM. - URL

    そんな日もアルカボネ

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