靴をなくした天使

 自宅にて、僕の大好きな映画の一つである「靴をなくした天使(原題:HERO)」という映画をみた。かなり久しぶりな気がする。もうかれこれ、3,4回目の視聴にはなるが、やはり素晴らしいの一言に尽きるこの作品。ダスティン・ホフマン主演。彼の出演作品の中では、僕はこれが一番好きなような気がする。「卒業」ももちろんいい映画だけれども、こっちのほうがずっとかナイスな映画だと思う。(映画に精通している人であれば分かると思うが)まぁ、その二つはジャンルが違うので、同じ土俵に上げてもいいのかどうかって論点が無きにしも非ずなんだけども。。
ヒーロー 靴をなくした天使

 この映画は、”そもそも映画は見ない”とか、”何かいい映画を見たいんだけど、一体何を見ればいいのかわからない”なんて思ってる人にオススメしたい一本だ。とにかく、いい映画なんです。
 ”ダスティン・ホフマンなんて嫌いだー”なんて思って彼の出演映画をも毛嫌いした人ですら、この「靴をなくした天使」を見さえすれば、彼への見方がかなり変わることだろう。また、”ダスティン・ホフマンってだれ?”なんて彼の存在すら知らなかった人がみたらば、”ダスティン・ホフマンの他の作品をみてみたい!”なんて思うこと間違いない。どんな人が見ようと、この映画を見て、時間の無駄になるようなことはないハズだ。そんなことはありえん。

 ちょっとあらすじを・・・(以下goo映画より抜粋)
コソ泥のバーニー・ラプラント(ダスティン・ホフマン)は、6日間の保釈延長を言い渡されるが、彼には別れた妻エブリン(ジョーン・キューザック)との間に息子のジョーイがいる。バーニーがジョーイを映画に連れていく約束の日、バーニーの車はエンスト。彼の目の前に一機の飛行機が落ちてくる。機内から助けを求める声がして、悪態をつきながらもバーニーは乗客たちを機の外へ運ぶ。彼は現場へ片方の靴を残したまま立ち去る。飛行機に乗っていたテレビ・レポータ、ゲイル・ゲイリー(ジーナ・デイヴィス)は、乗客たちを助けてその場を立ち去った恩人を探すべく賞金100万ドルをつけてテレビ番組の中で探し回る。名乗り出たのはジョン・バーバー(アンディ・ガルシア)。彼は事件の鍵となったバーニーの靴を事件の直後にバーニーから貰い受けたホームレスなのだが、彼は一躍マスコミからヒーローとして祭り上げられる。
こんな感じで、 ええ?!その後どうなんの!! って気になるところではあると思うが、そこはぜひぜひ見て楽しんで欲しい。

 この映画自体は1992年に封切りされたもので、ちょっと古い。ってか、90年代がいつの間にか古くなってるのが恐い・・・。で、その90年代初頭の時代を背景に風刺的な描き方がされているんだけども、今見ても時代のギャップといったものは感じられない。現代人にとっての英雄ヒーローとは何かをテーマに描いたものであるのとともに、マスコミュニケーションの在り方についても、考えさせられる。マスコミの点だけ言えば、今に始まったことでもないが、供給側の、真実を切り取るのか、事実を切り取るのか。また、それを受け取る姿勢、どこまでを事実もしくは真実として受け取るかの姿勢が毎回キーとなる。これは今後どう変わっていくのか僕にはわからないが、少なくとも、1992年と2008年現在ではそうたいした進歩は見られないように感じられた。

ま、難しいことは考えずに楽しく見れる映画なので、家族や大切な人、ペットと見てはいかがだろうか。今日はそんなちょっとした僕の提案です。

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